ポーランド語が「世界一難しい言語」とされる理由は?日本語との翻訳方法は?
ポーランドと日本の意外な深い関係
皆さんはポーランドに対してどのようなイメージをお持ちですか?
もしかしたらほとんどの日本人にとってポーランドという国は馴染みが薄く、どのような国なのかあまりピンと来ないかも知れませんね。
ポーランド語として見ると更にどのような言語なのか響きも文字も想像がつかない、という人の方が多いのではないでしょうか。
しかし実はポーランドと日本は100年以上もの長い歴史の中で友好関係を続けている国なのです。
というのも1920年にロシア(シベリア)で厳しい生活を強いられていた765名にのぼるポーランド人の孤児を、日本の軍隊と赤十字社が救出し、彼らの母国であるポーランドに送り届けたという出来事があり、その歴史的背景からポーランドは親日国として現在も友好な関係を築いているのです。
ポーランド語が世界一習得が難しい言語と言われるワケ
そんな実は日本と関係の深い国ポーランドで公用語として話されるポーランド語にはどのような特徴があるのでしょうか。
まずポーランド語について語る際、しばしば注目されるのが「世界一難しい言語である」ということです。
これは「第二言語として習得する場合」のことで、例えば英語を母国語とする人たちから見てポーランド語は習得するのにかかるおおよその時間が44週(1100時間)とされています。
(ちなみにフランス語やスペイン語、イタリア語はおよそ24週、ドイツ語はおよそ30週と言われています。)
日本語の話者にとっては更に難しいと感じるでしょう。
ポーランド語が難しいと言われている理由として、以下のことが考えられます。
・ポーランド語は発音が独特
・ポーランド語は語彙が多い
・ポーランド語は文法が非常に複雑
ポーランド語は英語と同様にアルファベットを使用しますが、実は発音が英語とはまったく異なり、音の種類は他のヨーロッパの言語と比べても多く複雑です。
また、語彙の量も多く、中でも特に多いものが情緒を表現する単語です。その分、ポーランド語というのは表現力の高い言語であるとも言えるでしょう。
そして文法は動詞の変化が非常に多く名詞にも7つの格があり非常に複雑です。
以上のことから、ポーランド語は世界一習得が難しい言語と言われるのです。
ポーランド語と日本語を翻訳する方法
このようにポーランド語は、日本語を母語とする日本人にとって慣れない特徴が多くあることから、翻訳を行う際にもただ辞書を引いて単語の意味が分かれば何とかなる、というものでは到底ありません。
Googleをはじめとした無料の翻訳サービス等のツールではポーランド語も対象としているサービスは多くありますが、機械での自動翻訳の場合、ただでさえ複雑なポーランド語ですから、入力したテキストが正確に訳されるかどうかというとかなり疑問が残ります。
特に日本語の原文をポーランド語の文に翻訳した場合、それが正しいかどうかを判断することは非常に難しいため、このようなサービスは例えば単語の意味を調べるための辞書代わりとして、あるいは旅行などで簡単な会話をするために音声やカメラの画像から翻訳するといった目的で利用されることをおすすめします。
公的機関やビジネス関係で企業に提出するような、正確な翻訳が必要とされる文書や資料などが必要な場合、やはりプロのポーランド語の翻訳者や翻訳会社に依頼をする、という選択が安心です。
精度の高い翻訳をするためにはただポーランド語が分かるというだけではなく、その国や文化の背景や知識、経験があることが重要です。
多言語翻訳会社であるJOHOでは、高い翻訳の技術を持っていることはもちろん、さまざまな分野の専門家が在籍し、更にネイティブによるチェックも行われるため、より高い品質の翻訳をリーズナブルな料金で提供することが可能です。
(料金は基本的に文字数によって決まりますので、こちらから概要をご確認ください。)
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お見積りは無料です。ぜひポーランド語の翻訳の際はお気軽にお問合せください。