クリスマスだけじゃない?!海外の冬のイベント
クリスマス以外にも冬のイベントはある⁉
早いものでもう12月。12月といえば、海外ではホリデーシーズンといわれ、休暇を取って家族や友人と過ごす人が多いようです。街はイルミネーションで彩られ、家庭ではクリスマスツリーを飾って家族団らんの時を過ごすイメージがありますね。
やはり「海外の冬」というと、「クリスマス」を思い浮かべてしまいますが、実はクリスマス以外にも興味深いイベントがたくさんあるのです!
世界の冬のイベント
冬の時期に行われる世界のイベントをいくつかピックアップしてご紹介します。
ハヌカ
世界中のユダヤ教徒がお祝いするハヌカ(Chanukah、Hanukkah)は、ユダヤ教の年中行事で、クリスマスと同じような時期に行われます。ハヌカとは神殿の清めのためのお祭りで、光の祭りとも呼ばれます。ハヌカの日程は、月の満ち欠けによるカレンダーで決まるため毎年変わります。2021年では11月28日から12月6日までの8日間となっています。
ハヌカの期間に行うことの一つに、メノラーへの点灯という儀式があります。メノラーは、8本のロウソクを立てられる特殊な燭台で、そこに毎日1本ずつ火をともしていきます。またハヌカの期間には、油で揚げた食べ物(ラトケスやスフガニーヤー)を8日間食べるという風習も。そして、子供たちは8日間毎日プレゼントがもらえます!子供たちにとっては楽しいこと尽くしですね。
無原罪の聖マリアの祝日
12月8日は、世界中のカトリック教徒にとって大切な日です。カトリック教会では、イエス・キリストの母マリアが処女受胎した日としてこの日を「大祝日」と定めています。
特に、国民のほとんどがカトリック教徒であるパナマでは、聖マリアの祝日が「母の日」としてお祝いされています。パナマ以外にも、カトリック教徒の多いフィリピン、イタリア、スペイン、オーストリア等の国々がこの日を祝日としています。
アユタヤ世界遺産祭り
タイのアユタヤでは、毎年12月に「アユタヤ世界遺産祭り」(Ayutthaya World Heritage Fair)が開催されています。アユタヤ遺跡はバンコクの北に位置するアユタヤにあり、1991年に世界遺産として登録されました。
このイベントでは、そんな貴重なアユタヤ遺跡をバックに、迫力満点のショーを見ることができます。光と音、そして花火によって華やかな演出が行われる人気のアユタヤ世界遺産祭り。今年2021年にも開催が決定しており、12月17日から26日まで続く予定です。
ハルビン氷祭り
冬場は氷点下20度にもなる中国の黒竜江省ハルビン市にて、1985年から「ハルビン氷祭り」が開催されています。広い会場に大きなお城や像などが氷で彫刻され、きれいにライトアップされます。
実は、ハルビン氷祭りは、世界が注目する世界3大雪祭りの一つなのです。世界3大雪祭りとは、中国の「ハルビン氷祭り」、カナダの「ケベック・ウィンターカーニバル」、そして日本の「さっぽろ雪まつり」です。ハルビン氷祭りは、毎年1月初旬から2月末まで続きます。
ボクシングデー
イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなど英連邦の国々で祝日として制定されている「ボクシングデー」(Boxing Day)。クリスマスの翌日、12月26日がボクシングデーです。ボクシングデーに何をするかというと…買い物です!モールやアウトレット、街中のお店がどこでもセールになるのです。買い物をする以外は、のんびり家族と過ごすというのが一般的。
ボクシングデーという名前の由来は、昔、教会が貧しい人々のためにクリスマスのプレゼントの寄付を募り、その箱を開けるのがクリスマス翌日だったためといわれています。
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今回の翻訳マネージャーコラムでは、世界の冬に行われるクリスマス以外のイベントをご紹介しました。宗教によって異なる冬の祝日があったり、お祭りや大安売りの日があったりと興味深いですね。
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