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ビジネス文書の翻訳のコラム

契約書の翻訳はプロの翻訳家に任せよう

2023年07月05日

日本と海外の契約書の違い

日本と海外では法律が異なるため、契約書の書き方にもかなりの違いがあります。
日本では必須とされているような文言も海外では不要であったりするものもありますが、逆に海外では日本と比べて契約書で定める項目が多く内容も非常に細かい、といった特徴があります。
表現の仕方に関しても顕著な違いが見られ、日本では自社にとって有利となる条項をあからさまに記載するようなことはしませんが、アメリカ等では逆に自分たちに有利となる都合の良い条項を前面に押し出すことが一般的なのです。
これはアメリカでは国際基準となる英米法が判例法に基づいていること、そして基本的に「性悪説」に基づいて書かれていることが理由の一つでしょう。そのため、欧米では契約書に記載がない事態が発生したような場合すぐに訴訟に発展するケースが多く見られます。
一方、日本の法律は成文法として整備されており「性善説」に基づいて作成されていますので、同じような事態が発生しても訴訟ではなく話し合いや調停、仲裁といった方法で解決を試みることが多いようです。

契約書翻訳のポイント

このように海外の取引企業と英文で契約書を交わす際は、双方に認識のズレが生じないよう慎重に翻訳を行わなければなりません。
そこで、契約書を正確に翻訳する時の気を付けたいポイントを以下いくつかご紹介します。

機械翻訳を使わないこと

最近はGoogle翻訳などのWebサイトで自動で翻訳できる機械翻訳の精度も上がり、日常生活において英語や他の国の言語の翻訳を行う際、多くの人が気軽に利用されているかと思います。近年はAIを使った機械翻訳も登場していますね。
しかし趣味や簡単な文章の翻訳であれば役立ちますが、契約書の場合は専門用語が使われていることが多いですし、ニュアンスが少しでも異なるだけで後に大きなトラブルに発展してしまう恐れがあります。このようなニュアンスはまだまだ機械翻訳ではカバー出来ず、訳文が不自然な表現になってしまうこともよくあります。よって契約書の翻訳を機械翻訳で行うことは非常に危険です。

契約書翻訳の専門家に依頼をすること

契約書の翻訳は一般的な語学力や通常の翻訳スキルだけではなく、中でも高度な法律と契約書作成に関する専門知識が必要となります。そのため、外部に翻訳を依頼する際には海外の契約書の翻訳業務の経験が豊富で確かな実績のあるプロの翻訳者に依頼をすることが重要です。また、それに加えて相手の国の習慣や文化にも精通していることが望ましいです。
日本語で契約書を作成する場合は、契約を取り交わす業界や業種について詳しい社内の法務担当者や弁護士に相談し、チェックを行ってもらうと更に安心です。

高い品質管理

重要な書類の作成は一人の人間で翻訳を完了させず、必ずチェッカーと呼ばれる人にダブルチェックをしてもらうようにしましょう。
翻訳家とはいえ人間ですので、見落としや誤りが絶対に無いとは言えません。そこで必ずもう一人、確認する人が必要です。このチェッカーも契約書に関する知識を持っている人物が行いましょう。

守秘義務を徹底すること

契約書は双方の企業の機密事項がふんだんに記載されている機密文書です。情報が漏洩すると大変な損害へと繋がる可能性もあり、何より会社の信頼が失墜させ取引相手との関係も壊れてしまいます。
そのため、外部へ契約書の翻訳を依頼をする時には特に守秘義務を徹底して守る体制が取られている翻訳会社を選ぶことが大変重要になります。原稿の取扱に注意し、秘密保持契約をしっかりと締結することを忘れないようにしましょう。

契約書翻訳は高い品質と実績を持つ翻訳会社JOHOへお任せください

翻訳会社JOHOに在籍する翻訳家たちは、それぞれが専門分野を持ち幅広い分野において高品質の翻訳サービスを提供しております。日本はもちろん海外の大手企業で実際に勤務や実務経験のある翻訳家も多数おりますので、契約書やビジネス文書、資料、マニュアルといった専門性の高い翻訳ももちろん可能です。また、医療や技術、IT、工学といった難しい分野にも精通した者もおりますので、お客様からのご依頼に最適な翻訳家が見つかります。
また、JOHOではすべての翻訳に対してネイティブによるチェックを行い、高い品質を保持し、法的な手続きに必要な翻訳証明書の発行もリーズナブルな料金で承っております。その他に担当の翻訳者の翻訳後は該当分野の専門家によるダブルチェック・校正サービスもございます。
納期は通常は3営業日ですが、何と24時間で仕上げる超特急サービスにも対応しています。(※言語の種類や文章の量にも関係します。)契約書は急ぎで作成が必要な場合も多いので、「作業や依頼をしている時間が無い!」とお困りの場合でも希望のスケジュールを是非ご相談下さい。
また、JOHOは国内外の政府機関からも数多くのご依頼をいただいていますので、その品質と機密管理、秘密保持のセキュリティはお墨付き。会社の重要な契約書の翻訳も、安心してお任せください。
サービスの詳細や会社の概要、ご依頼から納品までの流れなどにつきましてはホームページにてご案内させていただいておりますが、質問などがありましたらお気軽にお問合せ下さいませ。お見積りは無料です。

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