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翻訳マネージャーコラム

英語にもある? 英語の造語・新語

2020年12月18日

英語にも造語はある?

「ゴリラ」と「クジラ」を組み合わせた「ゴジラ」のように、既存の語を組み合わせて作られた新たな言葉を「造語」といいます。その他にも、既存の語順を並び替えて作られる造語や、各単語の頭文字を取って作られる造語など、その種類は多岐にわたります。

そんな造語は、日本語だけに存在するものではなく、英語には英語の造語が存在しています。また、時代の流れとともに次から次へと新しい造語が誕生するため、「新語」と呼ばれることもあります。今回の翻訳コラムでは、英語の造語を紹介します。

英語の造語・新語

実際に英語にはどのような造語・新語があるのか確認していきましょう。

Branch(ブランチ)

Branchは、朝食を意味する「breakfast」と、昼食を意味する「lunch」を組み合わせて作られた造語です。日本語でもよく耳にする単語なので、この造語は既に知っていたという人が多いのではないでしょうか。

Unputdownable(アンプットダウンアブル)

こちらは、「un(否定)」「put down(置く)」「able(できる)」を組み合わせた造語・新語です。直訳すると、「置くことができない」となりますが、実際には「(本などが)おもしろくてやめられない」という意味で使われます。書評や本の口コミサイトなどでよく見かけます。この造語には、“This book was so good that I couldn’t stop reading.(この本はおもしろくて、読むのをやめられなかった。)”と文章で書くよりも完結に伝えられるというメリットがあります。

Artsy(アーツィ)

Artsyは、「Art(アート、芸術)」「sy(〜のような)」を組み合わせた造語・新語です。その意味は文脈によって少し異なりますが、基本的には「アートな」「おしゃれな」「芸術っぽい」などといった意味で使われます。

Brexit(ブレグジット)

こちらは、イギリスがEUを脱退した際、ニュースや新聞でよく使われていた造語です。「British(イギリスの)」と「exit(脱退)」から成り立っています。現在でも、イギリスEU脱退について言及される際には、必ず「Brexit」という造語が使われています。

Chillax(チラックス)

こちらは特に若者の間で使われている造語・新語で、「落ち着いて、リラックスする」という意味を持ちます。落ち着くという意味の「chill」と「relax」を組み合わせて作られた言葉です。「Please just chillax.(ゆっくりリラックスしてください。)」など、日常会話でよく使われます。

Cellfish(セルフィッシュ)

発音だけ聞くと「selfish(自分勝手な)」という意味とも取れそうなこちらの英単語は、携帯電話を意味する「cellphone」と、自分勝手なという意味の「selfish」を組み合わせた造語・新語です。その意味はもともとの単語からだいたい想像がつきますが、「携帯電話(スマホ)のマナーが悪い人全般」を意味します。

例えば、

・電車などの公共の場所で電話をしている人
・友達との食事中に、スマホばかりいじっている人
・歩きながらスマホをいじっている人

など、スマホの使い方が悪い人には「Cellfish」という造語を使うことができます。

造語・新語の翻訳はプロの翻訳会社へ

今回の翻訳コラムでは、英語の造語・新語を紹介しました。造語や新語は時代の流れとともに誕生し、インターネット上ではもちろんのこと、日常会話や新聞、雑誌……と幅広く使用されています。造語には、ひとつの単語で多くの意味を伝えられる、短くて分かりやすい文章が書けるなどといったメリットがあるので、日本語を外国語の文章に翻訳する際は、積極的に取り組むべきといえます。しかし、造語には、新しい言葉なので辞書に載っていない、ネイティブでないと意味を推測しにくいなどといったデメリットも存在します。また、造語によっては、意味は成していても響きが良くなかったり、あまり広く知られていなかったりということがあるので注意が必要です。

「造語や新語を外国語に翻訳したい」「日本語の文章を、外国語の造語・新語を使って翻訳して欲しい」などといった翻訳をご希望であれば、プロの翻訳会社への依頼がおすすめです。翻訳会社JOHOには、ネイティブ翻訳者も多く在籍しておりますので、最新の造語にも対応することが可能です。翻訳をご検討の方は、ぜひ一度JOHOまでお気軽にお問い合わせください。

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