クリスマスは誰の誕生日?クリスマスの由来と各国のクリスマス
クリスマスの由来
冬の一大イベントといえばクリスマス。12月に入ると町中が一気にクリスマスムードになってきますよね。クリスマスは日本人にとって馴染みの深いイベントのひとつですが、その「由来」を知っているという人は少ないのではないでしょうか。
クリスマスは英語表記だと「Christmas」となり、キリスト(Christ)のミサ・礼拝(mas)を由来としています。平たくいえば、「キリストの生誕を祝う日」のことです。クリスマスがいつから始まったのかについては諸説ありますが、一般的には2世紀〜4世紀頃からだと言われています。現在では、「キリストの生誕を祝う日」という認識は薄れ、クリスマスは世界中で大人気のイベントとして知られています。今回の翻訳コラムでは、そんなクリスマスを例にとって各国の文化の違いを見ていきましょう。
各国のクリスマス
日本でクリスマスといえば、「恋人達の日」「イルミネーション」「ケーキ」などといったことをイメージする人が多いでしょう。また、日本には「クリスマスにはフライドチキンを食べる」という習慣がありますが、これは海外の人からすると信じがい習慣として映ります。このように、クリスマスの過ごし方やクリスマスに食べるものといった習慣は、国ごとに大きく異なります。その理由は、国によって「季節」「宗教」「伝統」などといった面に違いがあるためです。海外ではクリスマスはどのように祝われているのでしょうか?ここでは例として、3つの国のクリスマス事情を紹介します。
オーストラリア
オーストラリアのクリスマスといえば、「サンタクロースがサーフィンをしている姿」をイメージする人が多いでしょう。オーストラリアではクリスマスといえば「夏」、夏といえば「クリスマス」。日本と四季が真逆なオーストラリアでは、真夏にクリスマスのホリデーシーズンに突入します。クリスマスの過ごし方は家庭によって様々ですが、クリスマスには夏らしく「BBQ」を楽しむ人が多いんだとか。クリスマス当日は、家族や親戚と過ごす日という考え方が強く根付いているため、クリスマス当日は祝日にあたり、スーパーマーケットを含め多くのお店は休業となります。家族や大切な人と一緒に「夏」を満喫するのがオーストラリアスタイル。日本のように、「恋人達の日」「ロマンチックなイベント」という考え方はあまり浸透していません。
アメリカ
アメリカでは、11月後半の「感謝祭(サンクスギビングデー)」とともに、クリスマスのホリデーシーズンが始まります。キリスト教徒が多いこともあり、家族で集まって過ごすのが一般的です。クリスマスの日の食卓には「七面鳥(ターキー)」が並びます。また、オーストラリアと同様にクリスマス当日はほとんどのお店・企業が休業します。アメリカのクリスマスは、日本でいうお正月に近く、長い休暇を取ったり、ゆっくり実家で過ごしたりする人が多いです。恋人や友達とワイワイ過ごすという習慣はあまりありません。
シンガポール
シンガポールでは、クリスマス当日(12月25日)は祝日となります。レストランはクリスマスランチを楽しむ人たち、街中はイルミネーションやショッピングを頼む人たちで賑わいます。シンガポールは1年を通して暖かい国なので、オーストラリアと同様に暖かい気候と共にクリスマスが楽しめます。イルミネーションやクリスマスセールが人気な点は、少し日本のクリスマスと似ていますね。しかし、多国籍なシンガポールでは、人々が思い思いのクリスマスの過ごし方をしているといえるでしょう。
各国の文化背景を含んだ文章はプロの翻訳会社へ
今回のコラムでは、クリスマスの由来と各国のクリスマス事情を紹介しました。国が違うと、言語はもちろんのこと、「文化」や「風習」が大きく異なることが分かっていただけたのではないでしょうか。日本語の文章を外国語へと翻訳する際には、このような文化的背景を理解することが欠かせません。各国のしきたりや文化背景などを含む文書の翻訳は、プロの翻訳会社への依頼がおすすめです。
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