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翻訳マネージャーコラム

4Gから5Gに移行して経済、生活はどのように変化するか

2020年05月20日

移動通信システムのこれまで

現在わたし達は、スマートフォンによる4G回線で特に不自由なく、場所を問わずインターネットを楽しむことができます。スマホの表示が3Gになると、「インターネットの速度が遅い…」と感じる人は多いのではないでしょうか。

この3G、4Gの「G」は英語のgenerationの略で「世代」を意味します。つまり、日本にも導入され始めている5Gは第五世代の移動通信システムを意味する訳ですね。

わたし達が普段から使用してる4Gは、2015年にサービス開始となったもの。4Gが普及したことにより、以前はwifiがないと利用が難しかった高画質の動画配信サービスを、スマホから閲覧することができるようになりました。日常の中で、移動通信システムについて考える機会こそ少ないですが、こう考えてみると3Gから4Gへと移行したことで、私たちの生活はより便利なものになっていたのです。

世界が注目する5Gの概要

そして今、5G(第五世代の移動通信システム)が世界から高い注目を集めています。現在わたし達が不自由なく使用している4Gよりも優れた速度でインターネットを楽しめるようになるのですから、注目度が高いのも納得ですよね。そんな名前こそ誰もが1度は聞いたことのある5Gですが、実際にその特徴を把握しているという人は少ないのではないでしょうか。そこで5Gの優れた特徴を見ていきましょう。

まず、5Gは何と言ってもインターネットの通信速度が高速です。現行の4Gの通信速度は最大で100mbpsなのに比べ、5Gは最高で20GBPSの通信速度と言われています。つまり、5Gは現行4Gの約20倍もの通信速度というわけです。あらゆる面でのインターネットの利便性がさらに高まりそうですよね。また、5Gでは通信の遅延もかなり抑えられます。よりリアルタイムな通信が可能になるため、離れた場所でも「距離」を感じさせません。これにより、通信の遅延が許されないエリアでのインターネットシステムの導入も可能に。そして、最後の特徴として、より多くのデバイスがインターネットに同時接続することができるようになります。これにより、今までインターネット対応をしていなかった多くのデバイスがインターネット対応へ生まれ変わるなど、よりわたし達の生活は便利なものになることでしょう。

5Gのこれらの優れた特徴に世界中が注目しています。5Gがすでに導入されている国もあれば、導入予定の国もあり…とサービス開始時期こそ多少の差はありますが、世界中が5Gの利便性を高望みにしてるわけですね。5G導入によって現れる変化を見届けるのが楽しみなものです。

5Gで「自動翻訳」はどうなる?

従来のインターネット通信と比べて遥かに高速な5Gが世界的に導入され始めている今、翻訳業界にもあらゆる変化が訪れることが予想されています。たとえば、数年後にはお互いの言葉を喋らないふたりが自動翻訳によって、リアルタイムな会話を繰り広げられるようになると言われています。5Gの「4Gの20倍の通信速度」と「低遅延」によって、機械による同時翻訳が可能になるかもしれないということですね。

とはいえ、機械による自動翻訳には多くの課題が残るのもまた事実です。というのも専門分野用語(医学、研究論文、オノマトペなど)を的確に訳すことは今の技術ではまだ難しいとされています。また、言葉を文字通り理解しても意味をなさない文章や皮肉な表現などが、実際の会話では多く繰り広げられます。そのような繊細な文章は、音声・文字どちらにしても自動翻訳が的確に訳せるようになるのは、まだ遠い未来の話なのかもしれません。

翻訳はプロの翻訳会社へ

超高速インターネット回線「5G」の登場によりさまざまんな変化・発展が期待されています。しかし、「自動翻訳」に関しては、実際にわたし達の生活での利用は近い将来には難しいでしょう。インターネットや技術の発展により、外国語を学ぶ必要はないのでは?翻訳は機械に任せれば良いのでは?と思う人もいるかもしれません。ただ、機械には訳すことのできない専門用語や細かなニュアンス重要な文章はたくさんあります。

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