2020年東京オリンピックの準備してますか? その2
東京オリンピック開催に伴う観光客の増加
2020年開催予定のオリンピック、今回は開催地が私たちの暮らす日本の東京ということで国全体が大盛り上がりを見せています。東京でのオリンピック開催に伴い、多くの観光客が東京のみならず日本各地を訪れ、大きな経済効果をもたらすことが予想されており、その経済効果は30兆円にも及ぶと期待されています。更にその見込み経済効果の内訳を詳しく見てみると、オリンピックの観客による直接的な経済効果よりも、「インバウンド観光消費」「多言語対応」・「日本食への需要」といったオリンピック開催による付随効果が28兆円と大部分を占めると予想されていることが分かります。(参照:みずほ研究所)
そんな東京オリンピック開催に伴う外国人観光客の増加をビジネスチャンスに変えようと、準備や対策に大忙しの事業も多いことでしょう。例えば、毎年多くの外国人観光客が訪れる観光スポットはもちろん、主要地域にある飲食店等は外国語でのサポートの充実や外国語でのメニュー作成などの対応に追われています。様々な面で多くの人々、そして企業が東京オリンピックに向けて多言語対応ができるように準備を進めているのです。外国人観光客を惹きつける魅力的な商品・サービスがあるのに、外国語での対応が乏しいという理由だけでお客さんを逃してしまうのはもったいないですよね。
医療機関にも多言語対応が求められる
東京五輪の開催に伴い増加が期待される観光客は飲食業のみに留まることを知りません。観光客が日本滞在期間中に体調を崩してしまったらどうでしょう?彼らは日本の医療機関を利用するほか手段はありません。オリンピック開催中は街中が普段の何倍もの外国人観光客で賑わうことが予想されています。あなたの運営する医療機関に普段では考えられないほど多くの外国人患者が訪れた場合、スムーズな対応をすることはできますか?
外国人のお客様の増加に伴って多言語対応を進めていくにあたり、飲食店と医療機関とでは大いに違った準備や対策が求められます。例えば、飲食店であれば外国語でのメニューを完備しておくことが最低ラインですが、医療機関ではそれだけでは賄いきれません。
外国人患者が医療機関を訪れた場合、受付(保険やお支払い方法の確認)→診察(患者の症状を正確に把握)→処方(薬の適切な使用法の説明)→支払いと多くのステップを踏まなければならない上に、患者との正確で適切なコミュニケーションが必須です。医療機関での誤診やミスコミュニケーションは命取りになりかねません。
外国語堪能な医療スタッフを採用するのが一番理想的ではありますが、現実問題そう簡単に多言語を喋ることのできるスタッフの確保は難しいでしょう。そこで医療機関が取ることのできる対策として、外国人患者とのコミュニケーションツールを全て翻訳して完備しておくことが挙げられます。
医療専門用語の翻訳はプロにお任せ
東京オリンピックに伴い増加が予想される外国人患者用に、問診票や説明事項等を一つ一つ外国語に翻訳していくことが求められるわけですが、医療専門用語がふんだんに使われている問診票や説明書の翻訳は難易度が高く、素人の手には追えない部分が多いのが現実です。
機械翻訳を利用すれば大丈夫と考える人も中にはいるかもしれません。しかし、機械翻訳を使った翻訳はまだまだ不自然な文章になってしまうことが多い上、全ての医療専門用語が登録されているとは言い切れないので翻訳しきれない部分がどうしても出てきてしまいます。また、多かれ少なかれ英語が得意だという人であっても、日常会話で使う英単語と問診票で使われるフォーマルかつ医療知識の含まれる文章に登場する英単語には大きな差があります。そして日本人全員が英語を読めるわけではないように、外国人観光客と一括りにいっても英語を自由に使える人ばかりではありません。ひょっとしたら英語よりも需要の高い外国語があるかもしれません。したがって、英語のみならず中国語・韓国語・タイ語…と、問診票や説明事項を多言語に翻訳しておくことが理想的です。
問診票や薬の使用説明書等を多言語に翻訳して用意しておけば、オリンピック開催中にたくさんの外国人患者があなたの医療機関を訪れても安心です。そんな医療専門用語の多い文章の翻訳はプロの翻訳会社への依頼がおすすめです。JOHOには現役の医者や医療研究者が在籍しているので専門用語の正確かつ自然な外国語への翻訳が可能です。
お見積もりは無料です。お気軽に翻訳会社JOHOまでお問い合わせください。