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翻訳マネージャーコラム

金融翻訳者が常にチェックしておきたい情報源

2018年02月08日

金融翻訳者が常にチェックしておきたい情報源とは?

「金融業界」という言葉を耳にした時、まず何を最初に思い浮かべるでしょうか?
多くは銀行や証券取引、株や投資などを思い浮かべるでしょう。

為替取引をはじめとした、ほとんどの金融分野の業務においては、国内だけでなく諸外国とのやり取りが必要です。
金融業界は、世界的に見ても国際化のスピードが非常に顕著な分野。株や投資などのビジネスは、1分1秒を争う世界で絶え間なく動き続けています。1分前には上り調子で好調だったものが、その一分後には急激に下落してしまっているようなことも、それほど珍しい話ではありません。
それほどまでに金融業界とはシビアな世界であり、変化が目まぐるしい分野なのです。そんな金融分野の翻訳には、翻訳者が常にチェックしておきたい情報源があります。

1. 金融翻訳者の目は世界に向いている

金融業界は世界的な市場でもあるので、海外のクライアントとの取引を行う場面も増えます
その際に交わされる契約書や提供されるマニュアルに関しても、取引相手となるクライアントの母国語で表記されていることのほうが多いでしょう。
そんななか、取引の納期が差し迫り、自社で翻訳をしていては間に合わない……といった事態に遭遇することも少なくはありません。そこで翻訳会社に翻訳を依頼するというケースも増えています。

翻訳会社はその道のプロフェッショナル。特に、金融部門の翻訳は専門的な知識の他に、タイムリーな情報収集が必要不可欠です。
例えば株や投資に関する書類を翻訳しているうちに、クライアントの扱っている貨幣の為替レートが変動したとします。
そうなれば、取引金額も合わせて変化してくるでしょう。
また、相手方の国の国際情勢の変化などにも気をつけなければなりません。
国際的なトラブルがあればそれだけでレートの変動を招きかねませんし、万が一クーデターなどの大規模な事件が起きては取引どころではなくなってしまう可能性もあるからです。
そこで、金融翻訳者は常に世界に向けて目を光らせておくことも重要です。

2. 金融翻訳者の情報源は?

情報収集の手段としてはインターネットが挙げられます。特定のキーワードを打ち込むだけで、世界中のありとあらゆる情報にアクセスできるからです。
ですが、ネット上にはソースが明らかではない不確かな情報も存在しています。
ネット上の情報をすべて鵜呑みにすることはできませんから、正確な情報を見抜く目が養われていない限り、誤った情報に踊らされてしまう危険性も秘めているのです。

正確性を重視した情報ソースとして挙げられるものとしては、雑誌や新聞などの媒体が挙げられるでしょう。
新聞はアナログな紙媒体のものでも構いませんが、今ではタブレットやスマートフォンで閲覧ができる電子版が主流となりつつあります。
ソースが定かではない情報を掲載することは新聞社の信用問題にも繋がりかねませんから、大手出版社の記者達はそれぞれがしっかりとその情報の調査を行った上で記事を執筆し、掲載しています。
そのためネットとは違い、誤った情報に踊らされる危険性が低いと言えるでしょう。

デメリットがあるとすれば、紙媒体の場合にはもちろん電子版でも情報の精査を行う必要があるため、どうしても情報が私たちの目に留まるまでにはタイムラグが発生します。
いずれにせよ、インターネット上の情報と、新聞など紙媒体の情報どちらを選ぶかは、ケースバイケース。
それぞれメリットとデメリットが存在するために、翻訳者はその取捨選択をする力とともに、正確な情報を見極める力も備えていなければいけません。

3. 金融翻訳は情報のスピードも重要

金融分野に関する翻訳作業を行う際には、情報を得るスピードというのは作業の完成度を左右する非常に重要な要因となってきます。
情報化社会において、スピードは命。情報を知っているのと知らないのでは雲泥の差になるのは明白です。
1分1秒で状況が変化する金融分野に対して求められるスピード感は、他の分野と比べても最高レベルかもしれません。
金融翻訳のように高いレベルでの翻訳を、迅速に行うのであれば、翻訳会社に依頼をするのが最適と言えるでしょう。

翻訳で一番怖いのは、誤った意味に訳してしまう誤訳です。
大事なクライアントと交わす資料で、一箇所でも翻訳が間違えてしまっていれば、後々重大なトラブルに繋がってしまうことも十分にあり得ます。
国際的な取引を安心して行えるという安心感を得るには、まず事故のリスクの軽減することです。それが、翻訳はプロの翻訳会社に依頼することと言えるのではないでしょうか。

4. プロの翻訳会社に依頼する場合は・・・

翻訳会社によっては提供しているサービスに差異が生じます。翻訳会社を選定する際には、求めているサービス内容があるかどうか、しっかり確認ください。
先に挙げた「スピード」「正確さ」の他にも、「会社の実績」についても確認しましょう。

金融分野の翻訳には、高いレベルのスキルが要求されます。
そのため、金融分野の翻訳を専門に扱っている翻訳会社や、過去に金融分野の翻訳実績を豊富に持つ企業を選定するようにしましょう。
こういった項目をしっかりと吟味した上で、最適な翻訳会社を見つけることは、会社の将来にとってはとても重要なことであり、今後のビジネスを加速させるための原動力でもあると言えます。
そして今後のビジネスを今以上に飛躍させる為にも、末永く付き合えるパートナーとなる信用できる翻訳会社をお探しください。

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