英語翻訳における特急料金設定とは
英語翻訳の特急料金と納期は?
海外の生産部門から緊急のメッセージがきて、すぐに翻訳しなければならない…このグローバル化された現代において、いつそのような事態が起きても不思議ではないでしょう。
しかし、専門用語がちりばめられた英語のメッセージを翻訳するのは難解かもしれません。
そのように困ったときは、ぜひ翻訳会社にご相談ください。すぐに対応してくれるサービスを整えた翻訳会社もあります。
でも、特急翻訳をお願いしたら、いったいいくらお金がかかるのか? どこにどうやって頼めばいいかもよくわからない……。
まずは翻訳の費用、相場、納期を調べていきましょう。
そして、急ぎの翻訳をどうやって頼むのか、そしてどれくらいの料金がかかるのかを見てみましょう。
1. 翻訳の費用、相場、納期はどのように成り立っているの?
まずは、翻訳の費用と相場からご紹介していきます。
英日・日英翻訳の場合(単位:英日の場合は原文の英語 1 ワードあたり、日英は和文原稿の1文字あたりの価格)
文書の種類/分野 |
英日翻訳:英文→和訳 |
日英翻訳:和文→英訳 |
---|---|---|
コンピューターマニュアル |
28円 |
20円 |
一般科学・工業技術 |
28円 |
21円 |
金融 |
30円 |
25円 |
経営管理・財務・契約書 |
30円 |
25円 |
医学・医療・薬学 |
35円 |
30円 |
特許明細書 |
26円 |
30円 |
(JTF 日本翻訳連盟による相場表より) ※金額はあくまで目安です。全て税抜、日本語1文字あたり/英語1ワードあたりの金額となります。
専門性が高まり、その内容の精密さが問われる分野になればなるほど価格は上がります。特許明細書、医学部分野、契約書など、どれも英語ができるだけでは対応しきれない専門性の高いものばかりです。
翻訳するものによりますが、せっかく頼むのであれば、時間に余裕をもって、正確性を重視したいところ。しかし、“どうしても”という緊急性の高い翻訳の依頼は、でしょうでしょう?
特に、医療翻訳などになると、実際医療関係の仕事に従事している人が翻訳をすることがほとんどです。
こうした翻訳者たちはどうやって集っているかというと、翻訳会社に翻訳者として登録しているために、依頼があったときにすぐに要請がかかるという仕組みになっています。
海外の名門大学を卒業した人たちが登録していることも決して少なくなく、ハーバード大学を首席で卒業した人などが登録しているという例もあります。
なお、翻訳者を指名して依頼する場合は、別途料金がかかることもありますので、ご注意ください。
2. 翻訳費用の内訳
翻訳費用の内訳は以下の2パターンに大別することが可能です。
i. 出来高制
翻訳料金の計算方法には、伝統的に出来高制が採用されています。400字詰め原稿用紙の枚数に単価を掛け合わせて原稿料を算出します。外国語から日本語に訳す場合は、同じ方法で計算します。
日本語から英語に訳す場合は、A4用紙1枚で英単語が180~200個あるとみなし、計算します。ちなみになぜこのようにみなすかというと、機械式タイプライターを使用していた頃からの慣習になっているようです。
ii. 単語カウント制
出来高制では翻訳者の技量や性格、文章の作り方、クセなどによって翻訳文の内容に差異が出ることがあります。
その差異を無くすことを目的としているのが、この単語カウント制による算出方法です。
また、経験年数によって、大きな金額の違いが出てきます。
たとえば、法律翻訳10年目、弁護士事務所に在籍していた、翻訳に携わって20年目の人に頼む場合と、ロースクールに通う、弁護士の卵のような人に頼むのとでは、当然ながら、その出来高には差が出てきます。
翻訳費用の相場をご紹介しましたが、経験のある人に頼む場合は、相場の倍になることもあるようです。
翻訳の相場を見極めることも大切なところではあります。しかし、大事な場面でいびつな翻訳文を納品されるよりも、正確性を重視して、経験のある翻訳者にお願いしたほうが、結果的にパフォーマンスも上がるでしょう。
そのほうが、他の翻訳者に改めて仕事を依頼するといった、余計な費用を払うこともないと思います。
3. 優れたサービス「特急翻訳」の費用と内訳は?
「特急翻訳」、いわゆる「即日仕上げ」はどのように頼めばいいのでしょうか。
まず、即日仕上げを行っている会社を探すことから始めます。世の中、時間を圧縮したサービスが広まっているために、感覚が鈍りますが、そもそも特急翻訳のサービスを設けていない会社もあります。
理由はいろいろとあるものの、第一に、やはり高い専門知識を有した人間が全員、翻訳業についているわけではない、という点もあります。
また、特急翻訳サービスを設けるとスピードばかりに注力してしまい、翻訳そのものの質が下がっていってしまい、翻訳者が翻訳技術の研鑽をしなくなっていく、という回答をした会社もあります。
さて、特急翻訳のサービスを行っている翻訳会社の多くは24時間対応になっていることが多く、時間を気にせず頼めることがあります。
料金設定や内訳は、翻訳会社によってことなります。時間設定で90分2500円、その内容を見てみると200字まで、という制限があることもあります。
特急翻訳を行っていても、字数制限は厳しいようで、多くの会社が3,000字まで、それ以上は受け付けていないところが多いようです。
翻訳会社が運営する、翻訳者の仲介サイトなどで翻訳をお願いすることもできますが、料金はバラバラです。一晩のうちに仕上げる場合、15,000円以上することが多いようですね。
しかし、こちらは翻訳会社を直接介していないため、翻訳文の品質の保証は、翻訳会社に頼むものに比べると難しくなるでしょう。
4. 急ぎの翻訳は翻訳会社にご相談ください
翻訳者の仕事は、企業間の契約書などの民間事業から、学術論文、医学論文といった専門性の高い文章を和訳、英訳することまで多岐に渡ります。
特急翻訳に特化したチームもいるようです。何か翻訳で緊急性を求められる場合は、一度落ち着き、翻訳会社に相談してみましょう。
当然、特急というサービスがつくわけですから、金額は上がります。
しかし、それでも彼らの仕事の正確さを考えれば、決して高いものではないはず。
まずは無料相談をしてみて、そこから考えてみても遅くないはずです!
お見積もりは無料です。お気軽に翻訳会社JOHOまでお問い合わせください。